強固に閉鎖されたままの物件もあれば、見事に事業の方向性を変えて再生していった物件もあった。
この物件はあまりの巨大さ故に再生もままならず取り壊され、土地の転売の目途も経っていないようで頑丈な一部の基礎を残したまま空き地になっていた。
その姿は近未来の日本の遺跡のようだった。
おそらく、今またこの土地に行ったら、もうこの光景は姿を消しているのだろう。
今の日本の建築物を見ていると古代ローマの遺跡や世界遺産の数々のように発掘されたり復元されたりして後世に残るのだろうか?と、たまに考えてみて…絶望する。
2007.4.1 初出